タブレットだけじゃ伸びません、絶対「書く力」です📒✐

最近は、タブレット学習やAI教材が広まり、子どもたちの学び方も大きく変わってきました。
画面をタッチすれば、すぐに答えが出る。とても便利で効率的です。

でもその一方で、こんなことを感じる場面も増えてきました。
「書く力」――これが少しずつ弱くなってきているのでは?( ゚Д゚)

そして実はこの「書く力」こそが、その子自身の学力の土台なのです。


「書く」ことは、ただの作業じゃない。

鉛筆を持って文字を書くという動作には、集中力や注意力、ものごとを整理する力が自然と含まれています。
一画一画ていねいに書こうとすれば、それだけで頭の中も整っていきます。

幼いころのお絵描きやぬり絵などの「描く」ことにも、想像力やバランス感覚、観察する目が必要です。そうした力は、問題を考えるときや、自分の意見をまとめるときにも役立ちます。


ただし、、、ノートがきれい=考えている、ではない。

実は、うちの教室でも、よくこんな場面があります。。

筆圧が弱く、文字がふにゃふにゃしていて読みにくい子。
ノートがごちゃごちゃで、自分でもあとから見返して分からなくなっている子。
あるいは、ノートをきれいにまとめようとがんばっているのに、“まとめること”ばかりに気を取られていて、内容がちっとも頭に入っていないお子さんもいます。

見た目は立派だけど、考える時間がほとんどなくて、あとには何も残らない――そんなこともあるのです( ゚Д゚)

一方で、書くことにしっかり向き合っている子は、ノートの使い方も上手な傾向が。
書きながら頭を動かし、必要なことを整理できていて、あとで読み返してもすっと内容が思い出せる。
「書くこと」が、「考えること」とちゃんとつながっているんです。


デジタルもアナログも、バランスが大事。

もちろん、タブレットやAI教材には良いところがたくさんあります。


でも、それだけに頼るのではなく、「手で書く」「手を動かして描く」というアナログな力も大切にしていく必要があります。(当然ですよね、入学試験は紙なのですから・・・)

幼いうちからご家庭でも、日記を書いてみる、ぬり絵やお絵描きを楽しむ、漢字を手書きで練習するなど、ちょっとした「手を使う時間」を意識してみてください。

この地味だけどこのような積み重ねが、
お子さんの“考える力”や、“やるときにやれる力”を、しっかり支えてくれるはずなんです。

ホープスでは、映像学習だけでなく特にアウトプットを重視しています。しっかり書く力を養い、デジタルとアナログをうまくバランスよく取り入れています。