授業の終わりに「今日やったこと、ひとことで説明できる?」とよく聞きます。
すると、少し考え込む子もいます。「あれ、なんだったかな?」と一生懸命思い出そうとする姿もよく見られます(^^;
え? そんなんで大丈夫? と思われるかもしれませんが、
それは、決して悪いことではありません。
実は今の子どもたちには、「思い出す」「整理して話す」力が足りていない子も多く、意識的に練習していくことが必要なんですよね。
授業で聞くだけ・読むだけのインプットでは、記憶は定着しません。
誰かに説明する・声に出す=アウトプットの習慣が、記憶と理解のカギになります。
なんだ、そんなこと? と言われそうですが、意外とこういう事ができていないものです。
ご家庭でも「今日どんなことしたの?」と話す時間を少しだけつくっていただけるといいですね。
また、お風呂の中で今日の出来事や学習したことを思い出してみるのも、とても効果的ですよ。
実際、この差が“学力の差”になっていくんですよね。
毎日のちょっとした習慣が、じわじわと力の差を生み出していくんですよ。
ホープスでは、こうした習慣も大切にしています。