点数が悪かったから、スマホ・ゲーム没収?


「点数が悪かったからスマホ📱を取り上げられた」

…そんな声を生徒から耳にすることがあります。
“あるある”な話ですね(^-^;。

親御さんの気持ちも、わかるんです👪

子どものことを心配して、少しでも良い方向に進んでほしい。
だからこそ「スマホやゲームを取り上げる」という行動につながるのは、自然な流れとも言えます。


スマホを持たせるときに…📌

  • ルールを親子で話し合い、納得の上で決めたものであるか
  • 何のために持つのか

多くの親御さんがルールを決めていますよね。ここが、やっぱりとても大切なポイントで守ることですよね。そして、子ども自身もルールを守ること。


スマホやゲームは“悪者”じゃない☝️

今の子どもたちにとって、それは生活の一部
これからの社会では、ITリテラシー(=使いこなす力)も求められます。
だからこそ、「持たせないという選択肢」より「どう使うか」を一緒に考えることが大切です。


でも、気づけば夢中に…その背景には?😥

こんな要因があるかもしれません。

1️⃣ 日常に、スマホ以上に楽しいことがない

・夢中になれることや打ち込めることが見つかっていない
・生活リズムが乱れ、心も体も疲れている

2️⃣ 家族との会話が減っている

・「こうしなさい」と押し付けられてばかり
・逆に、何も言われず放任されている


取り上げたら、解決する?🚫

スマホを取り上げたことで、
一時的には勉強するかもしれません。
でも、それだけでは根本の原因は変わらないことが多いです。

「スマホを触らない時間が増える = 勉強する時間が増える」
・・・この式、実は成り立たないことの方が多いんですよね。

むしろ、強い反発やストレスにつながることもあります。


子どもにも、“自分の頭で考える”機会を🧠

「親が言うから」「怒られるから」ではなく、
「自分はどうなりたいか?」
「そのために、今どう動くか?」

こうした視点を、自分の頭で考えてみよう。
そうすると行動が変わっていきます。


「罰」が基準の価値観になってしまう前に⚠️

私が塾で子どもたちと接していて感じるのは、
成績が下がるたびに“罰”を受けて育った子は、やがて…

「怒られるからやる」
「損するからやらない」

という考え方になりやすいということです。

でも、本当に育てたいのは…

🌟 「こうありたい自分のために動く」
🌟 「夢に向かって努力する」

そんな前向きな価値観ではないでしょうか。


🌱 具体的には、こんなことから始めてみては?

  • 生活のリズムを整えること
  • 🗣️ 気持ちを伝え合う時間をつくること
  • 🎨 心から楽しいと思えることを一緒に探すこと

💬 最後に…

子どもには「自分はどうなりたいか?」という視点を。
親には「その思いをどう支えるか?」という視点を。

その両方があってこそ、
子どもは“自分の力”で前に進むことができると、私は信じています。

単純なことではありませんよね。よくわかります・・・
だからこそ、日々のちょっとした対話や意識の積み重ねが大切なんですよね。