1学期中間テストがないということは…

近隣の中学校では1学期の中間テストがありません。

このことについて今日は書きたいと思います。


確かにテストばかりだと授業時間が削られたり、詰め込み型の学習になってしまう面もあります。
でも一方で、テストが「まったくない」というのも心配だな…というのが、正直なところです。

私たち大人が仕事や目標で「進捗確認」や「ふりかえり」をするように、
子どもたちにとって定期テストは、今の自分の理解度を知る “マイルストーン” になります。

点数だけを見るのではなく、

  • 今回できなかったのはなぜ?
  • 勉強方法に工夫できることは?
  • 苦手な単元を放置していないか?

といった「自分で自分の学びをふりかえるきっかけ」にできるかどうか。
ここが大事なんじゃないかなと思っています。

全国的には定期テストの廃止や回数削減の動きもあります。
このように、テストを減らすこともあるかもしれませんが、「テストをどう活用するか」のほうが大事なのではないでしょうか。

子どもたちが学んだことを自分の力に変えるためにも、
定期的なふりかえりの機会として、定期テストはあったほうがいいな~と感じています。

自立型個別指導塾ホープス 北谷美穂