今から思えば、私の人生における教育の礎は、教育熱心だった亡き祖母から築かれました。
祖母はかなり個性的でした…
幼少期~小学生の頃、英会話、そろばん、公文、習字など、様々な習い事に行く毎日でした。
学校の宿題と習い事の両立は大変でしたが、当時の従順な性格が私を支えました。
・・・単純に叱られるのが怖かっただけ
特に、週3回のそろばんと週2回の公文は毎回欠かすことなく通い、休日には広告の裏面に複数枚にわたり書き連ねられた計算問題をノルマのようにこなすなど、この繰り返しの練習が、計算力を身につけることができたと思います。
・・・ほんとうにしんどかった
また、幼児期から通う英会話スクールは当時としては先進的で、その授業に祖母は毎回同席し、私のために授業の様子をラジカセに録音していました。
・・・怖い。
40年後の今、学習塾を営む私には「ばあちゃん、なんということしてたん?」とおののく。
・・・何のために録音するのか、、、思い出とか記念とかそんなもんじゃない。。
休日は英会話スクールの授業を再現するため、その録音データを聞きながら英会話の復習をしていました。
・・・何度も復習をさ、せ、ら、れ、てました。
祖母の教育熱心(強烈)さと私の努力家(従順)の性格が重なり、私は多くの力を身につけることができました。この経験は私の人生において、努力の大切さを教えてくれました。
・・・忍耐力もついたかもしれません、
しかし、このような日々も、やがて反抗期が訪れます。その続きは、またの機会にお話ししようと思います。